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巷で「最近の相場、株と為替の相関性が薄れた」との声が聞こえていますが、株式市場が作られた市場とあっては、相関性が薄れたとしても至極当然と言えるかもしれません。
それにしても、昨日のNYダウの下げの理由の一つに「早期利上げ観測」が指摘されていましたが、先週末の強い雇用統計からそういった事は広まっていたはず。こちらに関しても何を今さらといった印象です。
個人的に注目しているのは、米国株の動向。以前からお伝えしております通り、NYダウは概ね18日移動平均線±3%の範囲で推移しています。昨日の終値が17662.94ドル。18日移動平均線の-3%が17531ドル。この水準から反発に転じ、移動平均回帰から18日移動平均線へ向かうのか、注目しています。
その時、クロス円は株式上昇に合わせて上昇するのか、今後の相場を考える上でポイントになりそうです。