半導体好調の波に乗る
先端半導体向け設備投資が継続しており、FPD用マスク業界では、高精細化に伴い久々に設備投資が再開。さらに、円安による売上増加、製品構成の変化、固定費の抑制等により利益は大幅増。
2015年6月期上半期の業績は売上が12.8%増の61億7900万円、営業利益が106.8%増の17億5100万円、経常利益が92.4%増の17億7500万円、純利益が94.1%増の11億8200万円と大幅増益。これに対し、通期の業績予想は売上が10.2%増の150億円、営業利益が22.7%増の38億円、経常利益が20.2%増の38億円、純利益が21.9%増の24億円。上半期決算発表時点で上方修正しているものの、上半期の利益伸び率を見れば、更なる上方修正の可能性もあるのではないかと思います。