東洋炭素が一時9%高、いちよし経研は「B」に格上げ フェアバリュー2100円に
東洋炭素<5310.T>が急伸。株価は一時、前週末に比べ173円(9.0%)高の2091円まで買われている。いちよし経済研究所は16日、同社の投資判断を「C」から「B」に引き上げ、フェアバリューを1500円から2100円に見直した。太陽電池関連は依然厳しい状況が続いているとみられるが、「他分野では改善の動きが出つつある」と指摘している。具体的には、特殊黒鉛製品や機械・電気用カーボンなどの分野別受注高は、緩やかながら改善傾向にある。「半導体やLEDなどの分野で需要が回復しつつあることが要因」とみている。同証券では、15年12月期の会社予想の営業利益37億円に対し、16年12月期は41億円、17年12月期は55億円と2ケタ増益を予想している。
東洋炭素の株価は10時4分現在2073円(△155円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
東洋炭素の株価は10時4分現在2073円(△155円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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