東理ＨＤが新高値、１５年３月期業績と期末配当予想増額し１０％自社株買い発表

　東理ホールディングス<5856.T>が一時、前日比２６円高の９４円まで上昇。昨年２月１４日につけた昨年来高値８２円を上回った。同社は１２日取引終了後に、１５年３月期通期の連結業績予想修正を発表。純利益見通しを従来の３億８８００万円から５億円（前期比１０．９％増）に引き上げたほか、期末配当を１円５０銭（従来計画は１円）に増額する方針を明らかにした。
　売上高予想は１９０億８２００万円から１８８億７７００万円（同８．６％減）に引き下げたが、原価低減や有価証券運用益などが利益を押し上げる。
　また、同日には１０００万株（自己株式を除く発行済み株式総数の１０．７％）、７億円を上限とする自社株取得枠を設定したことも明らかにしている。

東理ＨＤの株価は９時４８分現在９１円（△２３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）