日コンベヤが自社株取得枠を設定、同時発表の第３四半期は８５％営業減益

　日本コンベヤ<6375.T>がこの日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表した。１００万株（発行済み株式数の１．５３％）、３億円を上限としており、取得期間は２月１２日から６月３０日まで。
　また、同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）連結決算は、売上高５１億９０００万円（前年同期比２８．１％減）、営業利益６９００万円（同８５．１％減）、純利益３２００万円（同９２．７％減）と大幅減益となった。立体駐車装置関連のメンテナンスは堅調に推移したものの、コンベヤ関連で新設納入が減少したことや、新設案件の採算が厳しかったことが業績を悪化させた。
　なお、１５年３月期通期業績予想は、売上高９５億円（前期比１４．５％減）、営業利益１億円（同８７．５％減）、純利益２０００万円（同９７．０％減）の従来予想を据え置いている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）