ＴＹＯは小動き、第１四半期営業利益２割増益も反応限定的

　ティー・ワイ・オー<4358.T>は小動き。１０日の取引終了後に発表した第１四半期（８～１０月）連結決算は売上高５２億９９００万円（前年同期比８．６％減）、営業利益３億３８００万円（同２０．４％増）、純利益２億７００万円（同６２．３％増）と２割営業増益となったが、市場の反応は限定的。広告事業で電気・情報通信や衣料、自動車、飲料などの業種を中心に案件受注は好調に推移したものの、下期以降に検収予定の新規案件を多数受注していたことで売上高は減少。ただ、高い利益率の案件を複数受注したことや厳格な原価管理に努めたことなどが寄与し２割増益を計上したという。
　なお、１５年７月期通期業績予想は売上高２８５億円（前期比７．３％増）、営業利益１８億５０００万円（同８．０％増）、純利益９億円（同５０．９％増）の従来予想を据え置いている。

ＴＹＯの株価は１０時１２分現在１７８円（△▼０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）