相場は実需が決める
![原油価格の推移](/uploads/432707/normal/e977c0605.png)
12月に入ってからの動きを分析したところ、市場は原油価格の動きに左右されているのだろうとの結論に至りました。ムーディーズの発表後、それまで売りが進んでいた原油価格が上昇へと転じており、原油高=ドル売り、原油安=ドル買いの構図での説明がしっくりくるものでありました(因みに、日経平均とドル/円の11/1からの相関係数は0.060であり、ほぼ相関性は無い数値となっています)。ただし、この関係も一時的なものにとどまると考えています。
12月は例年企業サイドも年末年始の資金調達を早めに行います。「相場は実需が決める」と言われておりますが、その観点からもドル/円120円を目指すことになりそうです。