アイフルが軟調、今３月期最終利益１４１億円予想に増額も反応薄

　アイフル<8515.T>が軟調。同社は１３日取引終了後、１５年３月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の８５２億５５００万円から８６６億３５００万円（前期比５．７％減）、営業利益は１２３億４２００万円から１２１億１８００万円（同４６．１％減）、最終利益は１２４億６９００万円から１４１億６２００万円（同５３．５％減）に修正した。新規成約件数が好調を維持しているほか、営業貸付金残高も底入れから回復傾向をたどっている。為替差益などの営業外収益も上乗せされ、最終利益は会社側の前回見通しを大きく上回る。ただ、株価は反応薄となった。１１月４日に日銀のサプライズ緩和を材料にマドを開けて買われており、その時のマドを埋めにいく展開にある。

アイフルの株価は９時５６分現在４５９円（▼１３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）