近鉄が反落、「あべのハルカス」不振で第２四半期売上高を５９４３億円へ下方修正

　近畿日本鉄道＜9041.T＞が反落。同社は５日の取引終了後、今１５年３月期第２四半期累計（４～９月）業績予想を修正。連結売上高で従来予想の６１８０億円から５９４３億円（前年同期比０．５％減）へ、営業利益で２４０億円から２３９億円（同４．１％減）へ、経常利益で１８５億円から２２４億円（同２．５％増）へ、純利益で１００億円から１４３億円（同１０．１％増）へ修正した。売上高の下方修正は、百貨店部門で「あべのハルカス近鉄本店」が予想を下回っていることが影響している。ただ、持分法適用関連会社の持分率の上昇により、経常利益と純利益は上方修正となっている。株価は５日に３９６円の年初来高値を更新していたこともあり、目先的な利益確定売りにも押されているようだ。
　
近鉄の株価は１０時５５分現在３９１円（▼５円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）