スクエニＨＤが反発、ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ

　スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が反発。この日は、ＳＭＢＣ日興証券が投資判断「１」を継続し、目標株価を２３００円から３０００円へ引き上げたことが観測されている。第１四半期決算ではオンラインゲーム、モバイルコンテンツ、ゲームソフトデジタル配信などネットコンテンツの収益が拡大しており、中長期的にネットコンテンツと家庭用ゲーム専用機向けパッケージソフトのハイブリットによる安定成長＋高成長の確度が高まったと考えると評価。ネットコンテンツ収入の拡大により安定成長が見込めることに加えて、１６年３月期にはパッケージソフトも有力タイトルの当たり年を迎えるとみられることから、１５年３月期営業利益予想を１７３億円から１８３億円へ、１６年３月期を同２５０億円から２８５億円へ引き上げており、１６年３月期は過去最高営業利益（１０年３月期２８２億円）の更新が視野に入ってくるとしている。

スクエニＨＤの株価は１０時１９分現在２３４７円（△４１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）