アスカネットがＳ高、ＣＥＡＴＥＣ ＪＡＰＡＮで空中ディスプレーの最新技術を公開

　アスカネット＜2438.T＞が続騰、前週末比１５００円高の１万１０２０円ストップ高まで買い進まれた。５日に１０月７日から１１日まで幕張メッセで開催される「ＣＥＡＴＥＣ　ＪＡＰＡＮ２０１４」に出展、同社ブース内に空中ディスプレー技術「エアリアルイメージング」の専用展示スペースを設け、最新技術を公開すると発表した。エアリアルイメージング事業は開発がスタートして３年が経過、ＡＩプレートのサンプル導入先は１００社を超えた。同社が市場ニーズに対応する最新技術を展示するほか、専用展示スペースでは各企業や大学も提案を行う。
　なお、５日取引終了後に発表した今１５年４月期第１四半期（５～７月）の単独決算は、売上高１１億７０００万円（前年同期比４．９％増）、営業利益１億５５００万円（同３．５％減）と増収ながら減益になった。パーソナルパブリッシングサービス事業は伸びたものの、新規ビジネスやマーケティングなど先行費用が負担になった。
　通期は売上高４９億８４００万円（前期比４．６％増）、営業利益６億７３００万円（同６．３％減）の従来予想を据え置いている。

アスカネットの株価は１２時３８分現在１万１０２０円（△１５００円）カイ気配

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）