スカイマークが大幅続落、エアバスＡ３８０契約解除巡る視界不良を嫌気

　スカイマーク<9204.T>が大幅続落。株価は一時、前日比４１円（１６．４％）安の２０９円まで売られ年初来安値を更新した。前日は「国際線参入への見直し」報道とエアバスの大型機「Ａ３８０」に対する売買契約解除を巡る観測から、株価は上昇後、一転急落する乱高下を演じた。この日は、エアバスはＡ３８０の契約解除で７００億円規模の損賠賠償を求める方針とも報じられており、スカイマークの経営に対する不安から売りが膨らんでいる。足もとの業績も悪化するなか、同社を巡る状況は“視界不良”の状態に陥っており、株価も不透明感を嫌気する売りが先行する展開となっている。

スカイマークの株価は９時５２分現在２１８円（▼３２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）