サンヨーナゴヤが急落、１４年８月期業績予想を下方修正、職人不足による工期遅れなど響く

　サンヨーハウジング名古屋<8904.T>が４日続落。１４日の取引終了後、１４年８月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の４２３億８００万円から３７９億７８００万円（前期比０．１％増）、営業利益を同３５億６００万円から２０億３００万円（同４１．９％減）、純利益を同２２億８１００万円から１３億５８００万円（同３９．２％減）へ下方修正したことが嫌気されている。上期に消費増税に伴う建設工事の集中による職人不足などの影響で工期が遅れたことや、同じく消費増税に伴い昨年１０月以降今年１月にかけて受注が低迷したことなどから、引き渡し棟数が想定を下回ったことが要因としている。
　同時に発表した第３四半期累計（９～５月）決算は、売上高２４８億５８００万円（前年同期比１２．７％増）、営業利益１１億４８００万円（同４．２％減）、純利益７億６１００万円（同０．９％減）となった、

サンヨーナゴヤの株価は９時３４分現在１０５９円（▼４８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）