京都銀が新値追い、膨大な含みと低PBRで注目度高まる
京都銀行<8369.T>が3日続伸、新値追いとなっている。同社を含め地銀株の上値余地が注目されている。アベノミクス効果による内需回復のシナリオが地方経済にも波及していることや、10年物国債利回り低下などに反映される低金利環境継続が株高思惑を増幅させている。全国の有力地銀9行が融資部門で提携し、地域活性化のために貸し出しを増やす方針を打ち出しているが、地銀業界は再編機運が強まっており、合併や提携など資本絡みの思惑の宝庫であることもポイント。そのなか、同社は京都府内唯一の地銀として、京都発祥の高株価企業の株式を多数保有していることから株式含み益の大きさに注目が集まっている。「膨大な含みを擁しながら時価PBRがわずか0.6倍台に放置されていることから買い安心感も強い」(市場関係者)という。
京都銀の株価は10時27分現在941円(△7円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
京都銀の株価は10時27分現在941円(△7円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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