高圧ガスが底値圏離脱へ、ＰＥＲ、ＰＢＲともに割安感

　高圧ガス工業<4097.T>が反発。株価は２５日移動平均線を下支えに底値圏離脱の兆しをみせている。溶解アセチレンで業界首位にあり、建設投資の拡大に加え造船業界向けの回復で収益は拡大基調にある。１５年３月期の営業利益は前期比２．６％増の４８億円を見込む。化成品部門のグループ経営の一環として建築塗料総合メーカーのスズカファインを子会社化したことで機動的な運営に拍車がかかっている。ＰＥＲは１０倍前後で、ＰＢＲ０．７倍台と指標面でも割安感が強い。

高圧ガスの株価は１３時１６分現在５４３円（△１０円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）