洋ゴムが急反発、中期上昇波動に揺るぎなし
東洋ゴム工業<5105.T>が急反発。ここ全体相場に流されて調整を強いられていたが、全体地合いの改善に歩調を合わせて切り返しに転じている。中期波動では13週・26週移動平均線いずれも上回る水準で推移しており、上昇トレンドに揺るぎなし。PER7倍台の割安感に加え、株式需給面からも信用倍率1.05倍と売り買い拮抗、一段の上値思惑を内包している。大型タイヤではSUVなど大型車販売台数の多い北米の需要を取り込んでいる。また、今年からASEAN市場の開拓にも本腰を入れる構えで、北米同様にSUVなど大型車需要が旺盛な地域であるだけに業容拡大への布石が注目されている。直近ではイタリアの人気サッカークラブ「ACミラン」とプレミアムスポンサー契約を結んだことを発表、本拠地スタジアムに社名やブランドロゴなどの入った看板を出せることで、企業PR効果に対する期待も株価の刺激材料となりそうだ。
洋ゴムの株価は13時56分現在743円(△33円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
洋ゴムの株価は13時56分現在743円(△33円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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