消費増税でも頑張るゲンキ-<2772>移動平均線とのかい離拡大・ポジション調整もそろそろ欲しい<2772>ゲンキー
株主優待、配当で株主還元策も充実。
フアンダメンタルもPER9倍台で割安感あり、今後も十分狙っていけそうですね。
消費増税という逆風の中、よく健闘して7連騰している点でも頼もしい展開です。
ただ、そうなるとテクニカル面ではやや過熱感がでてしまい、移動平均線とのかい離が拡大中です。
4月2日は2,390円で寄り付き、高値2,399円あって安値2,375円。引けは前日比6円安の2,384円 という展開になりました。この日は出来高は7000株と少ない数量でした。
3日は2,394円、 2,418 円、2,385円、終値 2,385円で前日比 +1。出来高はやや増加して11500株。
この動きから7連騰したのでもう少し上がるかなと様子を見ていた売り待機組が2から3日にかけて利確判断がやや優勢となったところに安値を待てずに飛び出してきたNISA買い で均衡しているという見方ができるのではないかと思います。
何しろ、同社はドラッグストア運営です。利用者は消費増税下、少しでも安く買いたいわけです。それには配当や優待が充実している同社株主になっておこうとの判断が働くのは自然の成り行きではないかと思います。
しかも展開は福井県で県民性の特徴は堅実性です。
なのでゲンキー株の展開は今後も十分期待できますが、いかに優良株でも高値で買ってはせっかくのインカム狙い、NISAシステムの良さも生かし切れません。
そこで、移動平均線との適切な乖離に落ち着くのを待ちたいタイミングということで今日は売り判断としました。理想的には2200円台で買えたに越したことはありませんが、待ちきれないという投資家も少なくないかもしれません。
その場合でも2300円台の前半でないと過去の足取りでは2700円~2600円台で出やすい利確の動きがありますので、値幅を取ることは難しくなります。
落ち着いて取り組みたい優良株です。しっかり勝算のある値段で買いたいですね。