<30日予想>本日ダウが気になるも国内は買い優勢
確かに、10月前半は、一時的に株価が1万5000円台乗せ前の足踏み状態となる可能性はあるものの、月半ば以降は、14年3月期決算企業の9月中間期決算に関連した業績上方修正が具体化してくることで、全体相場も再び上昇基調に復帰する可能性が高い。その際気になるのは円相場だが、米量的緩和の縮小がマイルドな推移となりそうなことも好材料といえる。一方、米国で暫定予算や債務上限の引き上げ問題をめぐり与野党対立が続き、米経済の先行き不透明感が強まっている問題も、10月半ばまでには、大きな混乱を避ける方法でなんらかの決着が予想される。
なお、週明け30日の東京株式市場は、寄り付き前に発表される8月の鉱工業生産指数の発表などを受けて買い優勢のスタートとなりそうだ。