「ストップ!決算日、ゴーストタウン行きもあり得る」
3人を乗せた車はさらにスピードを上げた。警告灯がひとつ消滅したことで、アクセルを踏み込むことができたのだ。そして一瞬、車が浮き上がるような動きを見せた。しかし、そんなことは気にしていられない。ここは前を向いて突っ走るだけだ。
だが、目の前には「ストップ!決算日」の標識。「おい、これ人生ゲームかよ!」とツッコミを入れたくなるような状況であり、仕方なく減速していく。億万長者になるかもしれないが、場合によっては「ゴーストタウン行き」もあり得る。果たしてどのような運命が待ち受けているのか。