午前:債券サマリー 先物は大幅続落、国内金利に先高観
22日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅続落。日銀が19日に0.25%の利上げを決め、今後も利上げを続けていく方針を示したことから金利の先高観が強まっている。
日銀は19日に公表した声明文で「政策金利の変更後も実質金利は大幅なマイナスが続き、緩和的な金融環境は維持される」と説明したほか、植田和男総裁は記者会見で「現在の実質金利は極めて低い水準にある」との認識を示した。また、為替市場での円安進行が輸入物価の上昇を通じてインフレ圧力につながり、日銀の追加利上げを後押しするとの見方もあったようだ。前週末の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことや、高市早苗政権下での財政悪化懸念も相場の重荷で、債券先物は前場の安値で取引を終えた。
午前11時の先物3月限の終値は前週末比57銭安の132円28銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.080%高い2.095%と26年10カ月ぶりの水準となっている。
出所:MINKABU PRESS
日銀は19日に公表した声明文で「政策金利の変更後も実質金利は大幅なマイナスが続き、緩和的な金融環境は維持される」と説明したほか、植田和男総裁は記者会見で「現在の実質金利は極めて低い水準にある」との認識を示した。また、為替市場での円安進行が輸入物価の上昇を通じてインフレ圧力につながり、日銀の追加利上げを後押しするとの見方もあったようだ。前週末の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことや、高市早苗政権下での財政悪化懸念も相場の重荷で、債券先物は前場の安値で取引を終えた。
午前11時の先物3月限の終値は前週末比57銭安の132円28銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.080%高い2.095%と26年10カ月ぶりの水準となっている。
出所:MINKABU PRESS
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