日経225先物は11時30分時点、前日比690円安の4万9550円(-1.37%)前後で推移。寄り付きは5万0040円とシカゴ日経平均先物清算値(5万0095円)を下回る形から、売り先行で始まった。現物の寄り付き時につけた5万0060円を高値にショートが優勢となり、一気に4万9590円まで売られた。その後は4万9700円~4万9800円辺りで下げ渋る動きもみられたが、終盤にかけて下へのバイアスが強まる形で4万9470円まで下落幅を広げた。
日経225先物は25日移動平均線(5万0080円)を下回っての推移から、ボリンジャーバンドの-1σ(4万9260円)とのレンジに入ってきた。米ハイテク株が売られた流れもあって、半導体・AI関連株への持ち高調整の動きが目立っている。さらに、日銀は来年1月にも、保有する上場投資信託(ETF)の売却を開始する見通しと報じられていることが重荷になったようだ。
日銀は年間3300億円程度を目標に売却する計画と伝えられており、需給面の影響は限定的ながら18~19日に開く金融政策決定会合後に詳細が伝えられるとの思惑からショートに振れやすくなっている。そのため、東証プライムの値下がり数が7割を超えるなど、TOPIX型も売られている。
NT倍率は先物中心限月で14.62倍に低下した。一時14.55倍まで下げており、-2σ(14.59倍)を割り込む場面もみられた。-2σまで下げてきたことで、いったんはNTショートを巻き戻す動きを意識しておきたい。
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