大阪12月限
日経225先物 50130 -470 (-0.92%)
TOPIX先物 3372.5 -17.5 (-0.51%)
日経225先物(12月限)は前日比470円安の5万0130円で取引を終了。寄り付きは5万0730円とシカゴ日経平均先物清算値(5万0860円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。ただし、直後につけた5万0840円を高値に軟化し、前場中盤にかけて5万0500円を割り込んだ。
売り一巡後は5万0720円まで切り返す場面もみられたが、前場中盤以降、再び下へのバイアスが強まり、ランチタイムで5万0100円辺りまで下げ幅を広げると、後場の開始直後には5万円の大台を割り込み、4万9920円まで売られた。その後は下げ幅を縮めたものの、5万0100円~5万0270円辺りで保ち合いが続いた。
日経225先物は米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米国株高の流れから買いが先行して始まったが、シカゴ先物の清算値には届かず、ショート優勢の展開になった。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が7%を超える下落で日経平均株価を237円あまり押し下げている影響が大きく、同社の値動きに連動する形で短期的なショートが入っているようである。
なお、米オラクル
日経225先物は一時5万円を割り込んだが、その後は25日移動平均線(5万0160円)辺りで下げ渋る動きが目立っており、同線とボリンジャーバンドの+1σ(5万0990円)とのレンジ内での推移を継続。レンジ下限接近では押し目狙いのロング対応になろうが、半導体・AI関連株への物色が慎重になるようだと、再び5万円の大台を割り込んでくる可能性が警戒される。明日の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)でSQ値が5万円を下回るようだと、ショートが入りやすくなるだろう。
もっとも、ソフトバンクグループの下落のほか、東証プライムの8割を超える銘柄が下落したなかで日経平均株価は5万円をキープしている。11日の米国市場ではオラクルの下落の影響はありそうだが、東京市場では織り込まれていることもあり、日経225先物はナイトセッションで25日線を支持線とした底堅さがみられるかが注目される。現在のレンジをキープするようだと、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
NT倍率は先物中心限月で14.86倍に低下した。下向きで推移している25日線(14.99倍)に上値を抑えられる形で低下傾向が続いている状況である。ただ、ソフトバンクグループのインパクトが大きかったこともあり、明日も同社の動向を見極める必要があるだろう。-1σ(14.81倍)に接近してきたことで、NTショートを巻き戻す動きも意識されてきそうだ。
手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が6288枚、ソシエテジェネラル証券が3685枚、UBS証券が1579枚、ゴールドマン証券が1410枚、バークレイズ証券が1278枚、モルガンMUFG証券が1200枚、野村証券が1039枚、日産証券が921枚、ビーオブエー証券が713枚、SBI証券が622枚だった。
TOPIX先物は野村証券が4203枚、ゴールドマン証券が3974枚、ソシエテジェネラル証券が3970枚、ABNクリアリン証券が3476枚、JPモルガン証券が2614枚、バークレイズ証券が2525枚、モルガンMUFG証券が1944枚、SBI証券が1727枚、UBS証券が1414枚、BNPパリバ証券が1125枚だった。
株探ニュース
関連銘柄
| 銘柄 | 株価 | 前日比 |
|---|---|---|
|
9984
|
17,225.0
(15:30)
|
-1,435.0
(-7.69%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
今日 17:33
-
今日 16:49
-
今日 16:45
-
今日 16:33
-
今日 16:27
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 20:12
-
今日 20:10
-
今日 20:10
-
今日 20:08
注目!みんかぶ企業分析
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /
