株価指数先物【昼】 エヌビディアを巡る報道がショートに向かわせる

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最新投稿日時:2025/12/10 11:53 - 「株価指数先物【昼】 エヌビディアを巡る報道がショートに向かわせる」(株探)

株価指数先物【昼】 エヌビディアを巡る報道がショートに向かわせる

配信元:株探
投稿:2025/12/10 11:53

 日経225先物は11時30分時点、前日比340円安の5万0510円(-0.66%)前後で推移。寄り付きは5万0890円とシカゴ日経平均先物清算値(5万0850円)を上回り、小幅ながら買い先行で始まった。ロング優勢のなかで現物の寄り付き直後には5万1120円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただし、買い一巡後は急速に軟化する形になり、終盤にかけて5万0330円まで売られた。

 日経225先物はナイトセッションで5万1030円まで買われた流れもあり、朝方はボリンジャーバンドの+1σ(5万0960円)を上回る場面もあった。ただ、スキャルピング中心のトレードのなかで同バンドをキープできなかったこともあり、その後はロング解消の動きに短期的なショートが加わる形で下へのバイアスが強まったようだ。

 トランプ米大統領は、エヌビディアのAI向け半導体「H200」の中国への輸出を容認すると表明した。これに対し中国政府が中国本土での「H200」の入手と利用を制限する方針だと一部メディアが報じたことが、トリガーになったようだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買い一巡後に軟化したことで、先物市場でショートが入りやすくなったとみられる

 NT倍率は先物中心限月で14.91倍に低下した。14.99倍に上昇する場面もみられたが、その後は値がさハイテク株の下げの影響を受ける形になっている。25日移動平均線(15.02倍)を捉えることができず、NTショートに振れる形になった。


株探ニュース
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