7月相場で注目しておきたい銘柄は？

こんにちは。バランス投資顧問美波です。
本日の東京市場、日経平均は反発スタート。ナスダック高値更新で半導体株中心に買いが入ったものの、雇用統計の前哨戦である米ADP雇用統計は予想を大きく下回る内容で、今晩に控える雇用統計への警戒感から売り買い交錯の動きとなっています。

トランプ発言で大きく動く相場は続きますが、トランプ米大統領の関税政策を巡って生まれた新たな用語「ＴＡＣＯ（Ｔｒｕｍｐ　Ａｌｗａｙｓ　Ｃｈｉｃｋｅｎｓ　Ｏｕｔ＝トランプはいつも怖じ気づいてやめる）」を意識してか？関税影響する銘柄も押し目買いが入ってきています。特に半導体銘柄。明日7/4から日経平均にローム（プラ：<6963>）が新規採用されることもあり、ますます日経平均＝半導体の様相が強くなります。このピンチを乗り越えて全体相場を引っ張ていってほしい場面です。

そのような不安定相場の中でも注目しておきたい銘柄は
ダイキン（プラ：<6367>）17550円
ここまで重たい動きを続けていた同社ですが、ようなく動き出してきた感も。
節目の200日線を昨日終値で回復。200日線超えは2024年7月以来。1年ぶりです。
欧州で熱波襲来報道が出ていますが、欧州全体のエアコン普及率は平均19%にと、90%を超える日本や米国と比べ依然として低く、伸びしろは大きそう。

【コラム：世界の消費電力10年後数倍に、ＡＩ需要より重大な「冷房需要」問題】（2025年6月28日 ロイター）
冷房需要の拡大により、2050年までに世界のエアコン台数は現在の2倍以上に増える見込みと伝えられています。
⇒出典：https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/XV2AT3UIHNLAXHBMQ4H7HPQC64-2025-06-28/

また、値嵩株の同社ではありますが、東証では個人投資家が投資しやすい環境整備に向けて、値嵩株の企業に分割を促しています。ここから分割となれば買いやすさからさらに上昇の可能性も。

業績も好調ですので、値動きには注目しておきたいですね。

～～～～　　　　（バランス投資顧問　美波）　　　　～～～～

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バランス投資顧問株式会社
金融商品取引業者
福岡財務支局長（金商）第77号
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