ETF売買動向＝10日寄り付き、日経レバの売買代金は165億円とやや低調

　10日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比9.1％減の402億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同0.8％減の308億円となっている。

　個別ではグローバルＸ　プライシングパワー・リーダーズ <328A> が新高値。Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＦＴＳＥ・サウジアラビア <295A> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００　トップ　２０ <313A> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＦＡＮＧ＋ <316A> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> が6.96％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が6.51％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が4.40％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が3.31％高、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ブルームバーグ・フランス国債 <2246> が3.27％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が6円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金165億4900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均181億2500万円を下回っている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が49億2900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が19億4000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億8400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が15億6300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が15億1700万円の売買代金となっている。

株探ニュース