【これからの見通し】今週は円安の流れ、きょうはウクライナ停戦に関する動きが話題に
【これからの見通し】今週は円安の流れ、きょうはウクライナ停戦に関する動きが話題に
今週は円安の流れが続いている。昨日は注目の米消費者物価指数が上振れる結果となり、ドル円は153円台から154円台へと素直に買われた。しかし、ユーロドルやポンドドルなどドルストレートではドル買い反応は一時的にとどまり、足元でもドル安方向に動いている。ユーロ円などクロス円が買われており、引き続き円安の動きとなっている。
今日話題となったのがウクライナをめぐる米中の動き。まず、トランプ大統領が米ロや米ウ首脳電話会談を行った。いずれの会談でもこれ以上死者を出さないように停戦に向けた動きがみられた。さらに、きょうは中国が仲介に乗り出す動きも報じられている。各陣営のパワーゲームの面があるものの、和平への道のりは市場に歓迎されているようだ。特に、近接地域での地政学リスクの緩和が期待されることで、ユーロ買いの動きがみられている。
トランプ関税からウクライナ停戦へと市場の話題が移行するなど、市場では政治関連の材料が中心となっている。そのなかで、きょうは米生産者物価指数(PPI)と新規失業保険申請件数が発表されることとなる。
昨日は米CPIが予想を上回ったことがドル買い反応につながった。きょうの米PPIの予想は前年比+3.3%と前回並みの伸び、コア前年比+3.1%と前回の+3.3%からの伸び鈍化が見込まれている。一方、前月比は+0.3%(前回+0.2%)、コア前月比は+0.3%(前回0.0%)と上昇する見込み。新規失業保険申請件数は21.6万件と前回の21.9万件から大差ない数字が予想されている。
発言イベント関連では、チポローネECB理事の講演、グールズビー・シカゴ連銀総裁のTV出演、ナーゲル独連銀総裁は公的通貨金融機関フォーラム(OMFIF)での講演などが予定されている。ECB経済報告が公表される。米30年債入札(250億ドル)が実施される。米主要企業決算はアプライドマテリアルズ、コインベース、エアビーアンドビーなどが注目される。
政治関連では米印首脳会談、トランプ米大統領が相互関税を課す大統領令に署名へと、引き続き米国関連が中心となる。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
今週は円安の流れが続いている。昨日は注目の米消費者物価指数が上振れる結果となり、ドル円は153円台から154円台へと素直に買われた。しかし、ユーロドルやポンドドルなどドルストレートではドル買い反応は一時的にとどまり、足元でもドル安方向に動いている。ユーロ円などクロス円が買われており、引き続き円安の動きとなっている。
今日話題となったのがウクライナをめぐる米中の動き。まず、トランプ大統領が米ロや米ウ首脳電話会談を行った。いずれの会談でもこれ以上死者を出さないように停戦に向けた動きがみられた。さらに、きょうは中国が仲介に乗り出す動きも報じられている。各陣営のパワーゲームの面があるものの、和平への道のりは市場に歓迎されているようだ。特に、近接地域での地政学リスクの緩和が期待されることで、ユーロ買いの動きがみられている。
トランプ関税からウクライナ停戦へと市場の話題が移行するなど、市場では政治関連の材料が中心となっている。そのなかで、きょうは米生産者物価指数(PPI)と新規失業保険申請件数が発表されることとなる。
昨日は米CPIが予想を上回ったことがドル買い反応につながった。きょうの米PPIの予想は前年比+3.3%と前回並みの伸び、コア前年比+3.1%と前回の+3.3%からの伸び鈍化が見込まれている。一方、前月比は+0.3%(前回+0.2%)、コア前月比は+0.3%(前回0.0%)と上昇する見込み。新規失業保険申請件数は21.6万件と前回の21.9万件から大差ない数字が予想されている。
発言イベント関連では、チポローネECB理事の講演、グールズビー・シカゴ連銀総裁のTV出演、ナーゲル独連銀総裁は公的通貨金融機関フォーラム(OMFIF)での講演などが予定されている。ECB経済報告が公表される。米30年債入札(250億ドル)が実施される。米主要企業決算はアプライドマテリアルズ、コインベース、エアビーアンドビーなどが注目される。
政治関連では米印首脳会談、トランプ米大統領が相互関税を課す大統領令に署名へと、引き続き米国関連が中心となる。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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