株価指数先物【寄り前】 短期的には過熱感も、押し目狙いのロング対応
配信元:株探
投稿:2025/01/27 08:12
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 40480 +540 (+1.35%)
TOPIX先物 2783.0 +33.0 (+1.20%)
シカゴ日経平均先物 40480 +540
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
24日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。トランプ政権への政策期待からNYダウが4日間で1400ドル超上昇したほか、S&P500指数は約1カ月半ぶりに最高値を更新していたこともあり、主力株の一角に利益確定の売りが出た。28~29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、マイクロソフト
NYダウ構成銘柄では、エヌビディア
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比540円高の4万0480円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは、日中比100円高の4万0040円始まり、寄り付き後は軟化し一時3万9890円と下落に転じる場面もみられた。ただし、売り一巡後はロング優勢となり、米国市場の取引開始直後には4万0610円まで買われた。終盤にかけては4万0440円~4万0610円辺りでのレンジ推移となり、4万0480円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。日経225先物は週末の日中取引で4万0410円まで買われた後は持ち高調整の動きが優勢となり、3万0940円で終えていた。ただし、ナイトセッションで4万円を回復して始まり、その後もロング優勢のなかで昨年12月27日につけた戻り高値4万0460円を突破している。
ボリンジャーバンドでは前週後半に+1σを突破し、+2σを捉える場面もみられたが、ナイトセッションで+2σ(4万0460円)を突破している。短期的には過熱感が警戒され、ピークを想定したショートが入る場面も予想される一方で、バンドに沿った上昇が期待されやすく、同水準での攻防が意識されそうである。
いったん調整をみせてくる可能性はあるが、押し目狙いのロング対応とみておきたい。+2σ水準での底堅さがみられるようだと、日足の+3σ(4万1020円)および週足の+3σ(4万1440円)が射程に入ってきそうだ。+1σ(3万9900円)が支持線として意識されるため、オプション権利行使価格の4万円から4万1000円のレンジを想定。
24日の米VIX指数は14.85(23日は15.02)に低下し、終値では昨年12月26日以来の15.00を下回ってきた。12月24日につけた14.27を捉えてくると、下へのバイアスが強まる可能性がある。抵抗線に変わった200日移動平均線から下放れるなか、リスク選好に傾きそうだ。
また、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.52倍(前日は14.50倍)に上昇した。前週末の14.33倍から上昇基調が強まっており、方向性としては昨年10月14日の14.70倍を意識したNTロングに向かわせやすい。今週は米国で大型テック株の決算が予定されており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が方向性を決めそうである。
株探ニュース
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