円高一気に進行、ドル円は一時153円72銭まで=ロンドン為替概況
円高一気に進行、ドル円は一時153円72銭まで=ロンドン為替概況
27日のロンドン市場でドル円は一気にドル安円高となった。週明けの東京市場午前はトランプ政権による不法移民の強制送還の受け入れを拒否したコロンビアに対する25%の関税賦課発表を受けたリスク警戒で155円20銭台を付けた後、コロンビアがホワイトハウスの条件の受け入れで合意し、米国による関税が保留されたことで一転してドル高円安となり、東京午後にかけて上昇が継続し、156円25銭を付けた。
ロンドン勢が本格参加してくると、再び流れが変わり、円買いが進行。米株先物時間外取引が大幅安。20日に発表された中国のAIが米アップルストアでダウンロード一位を獲得した報道などが、米ハイテク投資に影響との思惑から、米エヌヴィディアをはじめ、新興ハイテク株が時間外で大きく下落。17時に欧州株が始まると独半導体大手インフィニオンテクノロジーなどの売りも目立ち、リスク警戒が円買いが広がった。
節目の155円を割り込むと、年初来安である154円70銭台もあっさり割り込み売りが加速。154円50銭割れまでつけた後、少し戻すも154円80銭台までと上値が重くなると、その後153円70銭台までの大幅安となった。
クロス円も軒並みの大きな円買い。東京午後に163円50銭手前を付けたユーロ円は、161円55銭までの急落。194円65銭を付けたポンド円は192円17銭と2円半の下げを記録した。
ドル円ほどではないがユーロドルなどでもドル安が見られ、東京午後の1.0450台から1.0518を付けた。米株の下げに加え、リスク警戒で米債の買いが入っており、米債利回りが低下したことがドル売りを誘った。
MINKABUPRESS 山岡
27日のロンドン市場でドル円は一気にドル安円高となった。週明けの東京市場午前はトランプ政権による不法移民の強制送還の受け入れを拒否したコロンビアに対する25%の関税賦課発表を受けたリスク警戒で155円20銭台を付けた後、コロンビアがホワイトハウスの条件の受け入れで合意し、米国による関税が保留されたことで一転してドル高円安となり、東京午後にかけて上昇が継続し、156円25銭を付けた。
ロンドン勢が本格参加してくると、再び流れが変わり、円買いが進行。米株先物時間外取引が大幅安。20日に発表された中国のAIが米アップルストアでダウンロード一位を獲得した報道などが、米ハイテク投資に影響との思惑から、米エヌヴィディアをはじめ、新興ハイテク株が時間外で大きく下落。17時に欧州株が始まると独半導体大手インフィニオンテクノロジーなどの売りも目立ち、リスク警戒が円買いが広がった。
節目の155円を割り込むと、年初来安である154円70銭台もあっさり割り込み売りが加速。154円50銭割れまでつけた後、少し戻すも154円80銭台までと上値が重くなると、その後153円70銭台までの大幅安となった。
クロス円も軒並みの大きな円買い。東京午後に163円50銭手前を付けたユーロ円は、161円55銭までの急落。194円65銭を付けたポンド円は192円17銭と2円半の下げを記録した。
ドル円ほどではないがユーロドルなどでもドル安が見られ、東京午後の1.0450台から1.0518を付けた。米株の下げに加え、リスク警戒で米債の買いが入っており、米債利回りが低下したことがドル売りを誘った。
MINKABUPRESS 山岡
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