*08:16JST 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは140ドル安、主要ハイテク企業の決算を警戒
■NY株式:NYダウは140ドル安、主要ハイテク企業の決算を警戒
米国株式市場は反落。ダウ平均は140.82ドル安の44,424.25ドル、ナスダックは99.38ポイント安の19,954.30で取引を終了した。
まちまちで寄り付いたのち、ボーイング(BA)の下落が相場を圧迫し、下落に転じた。1月サービス業PMIに加えて、1月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回り、低調な成長を警戒した売りに続落。来週の主要ハイテク企業の決算を控えた警戒感も更なる重しとなり、終日軟調に推移し、終了した。セクター別では、メディア・娯楽や公益事業が上昇した一方で、半導体・同製造投資が下落。
通信のベライゾン(VZ)は好決算が好感され、上昇。重機メーカーのキャタピラー(CAT)は、トランプ政権への企業のセンチメント改善で設備投資拡大に伴う需要増加期待に、買われた。ソーシャルメディア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は2025年通期で人工知能(AI)関連のプロジェクトに最大650億ドルを出資する計画を発表し、上昇。ディスカウント小売のターゲット(TGT)はDEIプロブラム撤廃を発表し、上昇。インターネット・インフラ・ソリューションの開発を手掛けるトゥイリオ(TWLO)は第4四半期決算で内容が予想を上回ったほか見通し引き上げや自社株買い計画が好感され、大幅高。たばこ製品の製造・販売を手掛けるアルトリア・グループ(MO)はトランプ政権がメンソールやフレーバータバコ禁止案を撤廃し、買われた。
航空機メーカーのボーイング(BA)は第4四半期暫定決算で、昨年の技術者のストライキによる生産停止が響き、1株損益で赤字を警告し、下落。クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(AXP)は第4四半期決算でホリデーシーズンの消費がけん引し1株当たり利益が予想を上回ったが、コストが高く見通しが期待に満たず下落した。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は14.58まで低下した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル弱含み、トランプ米大統領は対中関税賦課見直しの可能性
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円57銭まで上昇後、155円50銭まで下落し、155円98銭で引けた。トランプ米大統領ができれば中国に関税を賦課したくないと姿勢をやわらげたほか、1月サービス業PMIや1月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が予想を下回ったため米長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。また、日銀の利上げ決定を受けた円買いも優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0464ドルから1.0521ドルまで上昇し、1.0496ドルで引けた。ドイツの1月PMIが予想外に成長域を回復したためユーロの買戻しに拍車がかかった。ユーロ・円は164円08銭まで上昇後、163円50銭まで反落。ポンド・ドルは1.2401ドルから1.2502ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9071フランから0.9040フランまで下落した。
■NY原油:もみ合い、調整的な売りは一服
NYMEX原油3月限終値:74.66 ↑0.04
24日のNY原油先物3月限はもみ合い。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.04ドル(+0.05%)の74.66ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは74.01ドル-75.21ドル。トランプ米政権が計画している一律関税が警戒されているものの、調整的な売りは一服。米国市場の前半にかけて75.21ドルまで買われており、通常取引終了後の時間外取引では74ドル台後半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 46.52ドル +0.13ドル(+0.28%)
モルガン・スタンレー(MS) 137.82ドル +0.02ドル(+0.01%)
ゴールドマン・サックス(GS)636.90ドル -2.60ドル(-0.40%)
インテル(INTC) 20.83ドル -0.74ドル(-3.43%)
アップル(AAPL) 222.78ドル -0.88ドル(-0.39%)
アルファベット(GOOG) 201.90ドル +2.32ドル(+1.16%)
メタ(META) 647.49ドル +11.04ドル(+1.73%)
キャタピラー(CAT) 407.63ドル +1.23ドル(+0.30%)
アルコア(AA) 37.43ドル +0.08ドル(+0.21%)
ウォルマート(WMT) 94.76ドル +0.95ドル(+1.01%) <ST>
米国株式市場は反落。ダウ平均は140.82ドル安の44,424.25ドル、ナスダックは99.38ポイント安の19,954.30で取引を終了した。
まちまちで寄り付いたのち、ボーイング(BA)の下落が相場を圧迫し、下落に転じた。1月サービス業PMIに加えて、1月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回り、低調な成長を警戒した売りに続落。来週の主要ハイテク企業の決算を控えた警戒感も更なる重しとなり、終日軟調に推移し、終了した。セクター別では、メディア・娯楽や公益事業が上昇した一方で、半導体・同製造投資が下落。
通信のベライゾン(VZ)は好決算が好感され、上昇。重機メーカーのキャタピラー(CAT)は、トランプ政権への企業のセンチメント改善で設備投資拡大に伴う需要増加期待に、買われた。ソーシャルメディア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は2025年通期で人工知能(AI)関連のプロジェクトに最大650億ドルを出資する計画を発表し、上昇。ディスカウント小売のターゲット(TGT)はDEIプロブラム撤廃を発表し、上昇。インターネット・インフラ・ソリューションの開発を手掛けるトゥイリオ(TWLO)は第4四半期決算で内容が予想を上回ったほか見通し引き上げや自社株買い計画が好感され、大幅高。たばこ製品の製造・販売を手掛けるアルトリア・グループ(MO)はトランプ政権がメンソールやフレーバータバコ禁止案を撤廃し、買われた。
航空機メーカーのボーイング(BA)は第4四半期暫定決算で、昨年の技術者のストライキによる生産停止が響き、1株損益で赤字を警告し、下落。クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(AXP)は第4四半期決算でホリデーシーズンの消費がけん引し1株当たり利益が予想を上回ったが、コストが高く見通しが期待に満たず下落した。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は14.58まで低下した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル弱含み、トランプ米大統領は対中関税賦課見直しの可能性
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円57銭まで上昇後、155円50銭まで下落し、155円98銭で引けた。トランプ米大統領ができれば中国に関税を賦課したくないと姿勢をやわらげたほか、1月サービス業PMIや1月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が予想を下回ったため米長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。また、日銀の利上げ決定を受けた円買いも優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0464ドルから1.0521ドルまで上昇し、1.0496ドルで引けた。ドイツの1月PMIが予想外に成長域を回復したためユーロの買戻しに拍車がかかった。ユーロ・円は164円08銭まで上昇後、163円50銭まで反落。ポンド・ドルは1.2401ドルから1.2502ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9071フランから0.9040フランまで下落した。
■NY原油:もみ合い、調整的な売りは一服
NYMEX原油3月限終値:74.66 ↑0.04
24日のNY原油先物3月限はもみ合い。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.04ドル(+0.05%)の74.66ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは74.01ドル-75.21ドル。トランプ米政権が計画している一律関税が警戒されているものの、調整的な売りは一服。米国市場の前半にかけて75.21ドルまで買われており、通常取引終了後の時間外取引では74ドル台後半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 46.52ドル +0.13ドル(+0.28%)
モルガン・スタンレー(MS) 137.82ドル +0.02ドル(+0.01%)
ゴールドマン・サックス(GS)636.90ドル -2.60ドル(-0.40%)
インテル(INTC) 20.83ドル -0.74ドル(-3.43%)
アップル(AAPL) 222.78ドル -0.88ドル(-0.39%)
アルファベット(GOOG) 201.90ドル +2.32ドル(+1.16%)
メタ(META) 647.49ドル +11.04ドル(+1.73%)
キャタピラー(CAT) 407.63ドル +1.23ドル(+0.30%)
アルコア(AA) 37.43ドル +0.08ドル(+0.21%)
ウォルマート(WMT) 94.76ドル +0.95ドル(+1.01%) <ST>
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