~地域の災害対策デジタル化と地域防災力の強化を推進~
東日本電信電話株式会社 埼玉西支店(支店長:山崎 大二郎、以下「NTT東日本」)は、2024年6月より埼玉県ふじみ野市と連携し、市の防災情報共有システム構築と災害対策業務のデジタル化に向けた取り組みを推進しております。その一環として2024年11月10日にふじみ野市にて実施された第13回ふじみ野市総合防災訓練の技術的な支援を行いました。これは、防災情報共有システムを用いた初めての訓練となりました。
<防災情報共有システムを活用した訓練の様子>
遠隔情報共有システムで拠点間通信
6面マルチディスプレイ
電子作戦テーブル
情報収集訓練に電子黒板に表示した地図を活用
物資供給訓練でタブレット操作サポート
システムの操作サポート
<その他の訓練の様子>
1. 背景・目的
近年、激甚化する災害により全国で大きな被害が頻発しており、自治体における防災業務が煩雑化し、かつ迅速な対応が求められています。このような状況において、紙資料や手書きの地図等による情報共有や音声通話等による報告手段では、迅速で的確な判断による対応が難しい面があり、課題となっています。
ふじみ野市では、防災情報共有システムを用いてデジタル化することにより、迅速かつ的確な情報共有と意思決定が可能となり、災害対応の効率化と精度の向上が期待されます。
NTT東日本は、これまでのインフラ事業者としての災害対応経験を活かした防災パートナーとして、システム構築と運用支援に携わることになりました。具体的には、ICT企業としての知見と技術を活用し、NW・機器・アプリケーションなどを含め総合的に防災情報共有システムを構築。また、災害対応時のシステム活用や情報連携ノウハウに基づき、ふじみ野市のシステムを活用した訓練シナリオの作成および防災訓練の支援をいたしました。これは、NTT東日本としては埼玉県内での初めての取り組みです。
さらに、ふじみ野市へのヒアリングを通じて「防災リスクアセスメント」を実施し、外部目線によるリスクの定量的把握や対策の優先順位付けなど、防災力やリスクを可視化しました。これらの活動を通じ、ふじみ野市とともに、地域の防災力強化を実現してまいります。
2. 実施概要
➢ 防災情報共有システム構築
(1) 防災ソリューション※1導入
・ Web会議システム・電子作戦テーブル・6画面マルチディスプレイ、電子黒板、タブレットなどの導入
・ 画像などを双方向で参照しながら書き込みができ、迅速で視覚的な情報共有が可能
(2) 総合防災情報システム※2の導入
・ 気象関連情報や観測情報、現場からの被害情報などを集約して提供
➢ 防災訓練の技術的支援
(1) 訓練シナリオの作成:
・ 防災情報共有システムの具体的な操作習熟に向けた訓練内容の策定
(2) 当日の運営支援:
・ 訓練時に活用する各システムの操作サポート
➢ 防災リスクアセスメントの実施
「災害対策本部の設置・運営」「地域住民との連携・防災教育」「要支援者などインクルーシブな支援」「物資の調達・運搬」など自治体における災害対応業務に関する対応プロセス15軸に応じた105項目について、ヒアリングに基づきリスク定量的に可視化
※1:緊急対策・防災対策ソリューションELMO(テクノホライゾン株式会社)
緊急対策・防災対策ソリューション - エルモ
※2:総合防災情報システム:EYE-BOUSAI(株式会社NTTデータ関西)
総合防災システム EYE-BOUSAI+(TM) Subscription | ソリューション | 株式会社NTTデータ関西
3. 今後に向けて
NTT東日本は、これまでの災害対応の経験と技術を活かし、各種インフラのデータを活用した防災プラットフォーム構築などデジタル技術を活用した自治体の防災力向上、地域住民の安全と安心を確保する地域社会の防災対策強化に貢献してまいります。
東日本電信電話株式会社 埼玉西支店(支店長:山崎 大二郎、以下「NTT東日本」)は、2024年6月より埼玉県ふじみ野市と連携し、市の防災情報共有システム構築と災害対策業務のデジタル化に向けた取り組みを推進しております。その一環として2024年11月10日にふじみ野市にて実施された第13回ふじみ野市総合防災訓練の技術的な支援を行いました。これは、防災情報共有システムを用いた初めての訓練となりました。
<防災情報共有システムを活用した訓練の様子>
遠隔情報共有システムで拠点間通信
6面マルチディスプレイ
電子作戦テーブル
情報収集訓練に電子黒板に表示した地図を活用
物資供給訓練でタブレット操作サポート
システムの操作サポート
<その他の訓練の様子>
1. 背景・目的
近年、激甚化する災害により全国で大きな被害が頻発しており、自治体における防災業務が煩雑化し、かつ迅速な対応が求められています。このような状況において、紙資料や手書きの地図等による情報共有や音声通話等による報告手段では、迅速で的確な判断による対応が難しい面があり、課題となっています。
ふじみ野市では、防災情報共有システムを用いてデジタル化することにより、迅速かつ的確な情報共有と意思決定が可能となり、災害対応の効率化と精度の向上が期待されます。
NTT東日本は、これまでのインフラ事業者としての災害対応経験を活かした防災パートナーとして、システム構築と運用支援に携わることになりました。具体的には、ICT企業としての知見と技術を活用し、NW・機器・アプリケーションなどを含め総合的に防災情報共有システムを構築。また、災害対応時のシステム活用や情報連携ノウハウに基づき、ふじみ野市のシステムを活用した訓練シナリオの作成および防災訓練の支援をいたしました。これは、NTT東日本としては埼玉県内での初めての取り組みです。
さらに、ふじみ野市へのヒアリングを通じて「防災リスクアセスメント」を実施し、外部目線によるリスクの定量的把握や対策の優先順位付けなど、防災力やリスクを可視化しました。これらの活動を通じ、ふじみ野市とともに、地域の防災力強化を実現してまいります。
2. 実施概要
➢ 防災情報共有システム構築
(1) 防災ソリューション※1導入
・ Web会議システム・電子作戦テーブル・6画面マルチディスプレイ、電子黒板、タブレットなどの導入
・ 画像などを双方向で参照しながら書き込みができ、迅速で視覚的な情報共有が可能
(2) 総合防災情報システム※2の導入
・ 気象関連情報や観測情報、現場からの被害情報などを集約して提供
➢ 防災訓練の技術的支援
(1) 訓練シナリオの作成:
・ 防災情報共有システムの具体的な操作習熟に向けた訓練内容の策定
(2) 当日の運営支援:
・ 訓練時に活用する各システムの操作サポート
➢ 防災リスクアセスメントの実施
「災害対策本部の設置・運営」「地域住民との連携・防災教育」「要支援者などインクルーシブな支援」「物資の調達・運搬」など自治体における災害対応業務に関する対応プロセス15軸に応じた105項目について、ヒアリングに基づきリスク定量的に可視化
※1:緊急対策・防災対策ソリューションELMO(テクノホライゾン株式会社)
緊急対策・防災対策ソリューション - エルモ
※2:総合防災情報システム:EYE-BOUSAI(株式会社NTTデータ関西)
総合防災システム EYE-BOUSAI+(TM) Subscription | ソリューション | 株式会社NTTデータ関西
3. 今後に向けて
NTT東日本は、これまでの災害対応の経験と技術を活かし、各種インフラのデータを活用した防災プラットフォーム構築などデジタル技術を活用した自治体の防災力向上、地域住民の安全と安心を確保する地域社会の防災対策強化に貢献してまいります。
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