*14:09JST POPER Research Memo(9):2024年10月期は前期比で売上高1.3倍、営業利益は倍増(2)
■POPER<5134>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2024年10月期末の資産合計は前期末比192百万円増加し1,070百万円となった。主な要因は、現金及び預金が46百万円増加、売上高増加に伴い売掛金が35百万円増加したほか、「BIT CAMPUS」事業の吸収分割による承継などにより無形固定資産が81百万円増加(のれんが2百万円、顧客関連資産58百万円、ソフトウェア資産19百万円)、繰延税金資産が33百万円増加したことによる。
負債合計は同106百万円増加し347百万円となった。長期借入金が1年内返済予定分も含めて72百万円増加したほか、事業拡大にかかる未払金が17百万円増加した。純資産は繰越利益剰余金の増加などにより同85百万円増加し723百万円となり内部留保はさらに厚くなった。一方、自己資本比率は資産の増加額が大きく67.5%と同5.0ポイント低下した。
2024年10月期の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益が70百万円となったため前期比52百万円増の61百万円の入金となった。しかし、投資活動によるキャッシュ・フローは「BIT CAMPUS」事業の譲り受けにより80百万円の投資が発生したため前期より78百万円多い87百万円の支出となった。その結果、フリーキャッシュ・フローは26百万円の支出となり、これを長期借入金のネット借入71百万円で賄い、現金及び現金同等物は前期比46百万円の増加となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
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3. 財務状況と経営指標
2024年10月期末の資産合計は前期末比192百万円増加し1,070百万円となった。主な要因は、現金及び預金が46百万円増加、売上高増加に伴い売掛金が35百万円増加したほか、「BIT CAMPUS」事業の吸収分割による承継などにより無形固定資産が81百万円増加(のれんが2百万円、顧客関連資産58百万円、ソフトウェア資産19百万円)、繰延税金資産が33百万円増加したことによる。
負債合計は同106百万円増加し347百万円となった。長期借入金が1年内返済予定分も含めて72百万円増加したほか、事業拡大にかかる未払金が17百万円増加した。純資産は繰越利益剰余金の増加などにより同85百万円増加し723百万円となり内部留保はさらに厚くなった。一方、自己資本比率は資産の増加額が大きく67.5%と同5.0ポイント低下した。
2024年10月期の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益が70百万円となったため前期比52百万円増の61百万円の入金となった。しかし、投資活動によるキャッシュ・フローは「BIT CAMPUS」事業の譲り受けにより80百万円の投資が発生したため前期より78百万円多い87百万円の支出となった。その結果、フリーキャッシュ・フローは26百万円の支出となり、これを長期借入金のネット借入71百万円で賄い、現金及び現金同等物は前期比46百万円の増加となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
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