明日の為替相場見通し=日銀利上げ見送り観測後退も円売りは限定的か
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀の12月会合での追加利上げ観測が後退しているとはいえ円売りは限定的となりそうだ。予想レンジは1ドル=151円80銭~153円10銭。
11日夕にブルームバーグ通信が「日銀は追加利上げを急ぐ状況にはないと認識している」と報じたほか、12日にはロイター通信が「日銀内で追加利上げを急ぐ必要はないとの認識が広がっている」と伝えた。これを受けて足もとでは円売りが入りやすくなっているものの、日銀が12月会合での追加利上げを見送ったとしても来年1月会合で実施される可能性があることから円の下値は限定的となりそう。一方、米国では11日発表の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想と一致したことで、米連邦準備理事会(FRB)が12月会合で追加利下げを決めるとの思惑が強まっているが、インフレ圧力は依然として根強く、今後の利下げペースが鈍化するとの見方からドルは底堅く推移しそうだ。
なお、今晩に海外で発表される主な経済指標は、前週分の米新規失業保険申請件数や11月の米卸売物価指数(PPI)など。また、欧州中央銀行(ECB)理事会及びラガルドECB総裁の記者会見も予定されている。
出所:MINKABU PRESS
11日夕にブルームバーグ通信が「日銀は追加利上げを急ぐ状況にはないと認識している」と報じたほか、12日にはロイター通信が「日銀内で追加利上げを急ぐ必要はないとの認識が広がっている」と伝えた。これを受けて足もとでは円売りが入りやすくなっているものの、日銀が12月会合での追加利上げを見送ったとしても来年1月会合で実施される可能性があることから円の下値は限定的となりそう。一方、米国では11日発表の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想と一致したことで、米連邦準備理事会(FRB)が12月会合で追加利下げを決めるとの思惑が強まっているが、インフレ圧力は依然として根強く、今後の利下げペースが鈍化するとの見方からドルは底堅く推移しそうだ。
なお、今晩に海外で発表される主な経済指標は、前週分の米新規失業保険申請件数や11月の米卸売物価指数(PPI)など。また、欧州中央銀行(ECB)理事会及びラガルドECB総裁の記者会見も予定されている。
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