明日の為替相場見通し=156円ラインの攻防か
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、156円ラインを挟んで売り買いが交錯する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=155円30銭~156円30銭。
米大統領と上下両院の過半数を共和党が占める「トリプルレッド」となることが確実視されるなか、トランプ氏が掲げる減税や関税引き上げといった政策が米国内のインフレ圧力を高めるとして米金利の先高観が強まっている。日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすくなっており、今晩に発表される米経済指標の結果によっては米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方からドルが一段高となる可能性がある。ただ、ドル円相場は14日の東京市場で一時156円13銭と約4カ月ぶりのドル高・円安水準をつけたことから利益確定や持ち高調整の動きや、日本の通貨当局による円買い介入への警戒感が上値を抑制する展開もありそうだ。
今晩に海外で発表される主な経済指標としては、9月のユーロ圏鉱工業生産、7~9月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値、10月の米卸売物価指数(PPI)、前週分の米新規失業保険申請件数など。また、パウエルFRB議長やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演が予定されている。
出所:MINKABU PRESS
米大統領と上下両院の過半数を共和党が占める「トリプルレッド」となることが確実視されるなか、トランプ氏が掲げる減税や関税引き上げといった政策が米国内のインフレ圧力を高めるとして米金利の先高観が強まっている。日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすくなっており、今晩に発表される米経済指標の結果によっては米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方からドルが一段高となる可能性がある。ただ、ドル円相場は14日の東京市場で一時156円13銭と約4カ月ぶりのドル高・円安水準をつけたことから利益確定や持ち高調整の動きや、日本の通貨当局による円買い介入への警戒感が上値を抑制する展開もありそうだ。
今晩に海外で発表される主な経済指標としては、9月のユーロ圏鉱工業生産、7~9月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値、10月の米卸売物価指数(PPI)、前週分の米新規失業保険申請件数など。また、パウエルFRB議長やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演が予定されている。
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