アドテストは買い優勢、上場来高値更新後の利食い圧力こなし切り返す
アドバンテスト<6857.T>は買い先行、前日はザラ場に7772円の上場来高値をつけた後に利食われ大引けは安くなった。きょうも利食い急ぎの動きは観測されるが、それをこなし株価は切り返す展開となっている。同社は米エヌビディア<NVDA>の画像処理半導体(GPU)向けに検査装置を納入しており、生成AI市場の拡大を背景に業績拡大が続くエヌビディアの関連有力株として、ここ機関投資家とみられる大口の買いなどが株価を押し上げていた。ただ、同社株以外の半導体関連主力株は総じて戻り売り圧力が強く、つれてアドテストも足もとは短期急騰の反動がみられる。そうしたなか前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3日ぶりに反落したが、エヌビディアの株価は堅調だったことで、アドテストには追い風となっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS
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