スウェーデン中銀金融政策会合議事録（８月１９日開催分） インフレ見通しの不確実性が、金融政策の継続的な緩やかな調整を促した

スウェーデン中銀金融政策会合議事録（８月１９日開催分）
インフレ見通しの不確実性が、金融政策の継続的な緩やかな調整を促した
インフレ見通しが変わらなければ、政策金利は今年後半にさらに２－３回引き下げられる可能性
リクスバンクの保有資産は、満期と１月に決定された国債の売却を通じて減少を続ける

セイム副総裁
政策金利は今年中にさらに２－３回引き下げられるとの見方を共有

テデーン総裁
12月会合後に政策金利が２．７５％となるよう、２回ではなく３回の利下げを行う可能性が高いと見ている
金利が今後どのような方向に向かうべきかは間違いないが、慎重なアプローチを支持する要因もあると思う

ブンゲ副総裁
インフレ見通しがまだ安定しているのであれば、秋にはあと２－３回政策金利を引き下げることができるだろう

ブレマン第一副総裁
政策金利の引き下げ提案と、年内にさらに２－３回の引き下げが可能との見通しを支持
インフレ見通しが変化すれば、金融政策は調整されるだろう
本日の会合で０．５％の利下げを検討したが、０．２５％の利下げがバランスのとれた金融政策であると確信
２０２２年の状況とは異なり、リクスバンクは現在、年に５回ではなく８回の金融政策決定会合を開いている
これにより、より大きなステップで削減を行う必要性が減少した
現在のところ、金融政策を徐々に調整することにはいくつかの利点がある
新たな情報がインフレ見通しを明らかに変化させる場合、金利パスが示すものとは異なる決定を下せるようにする必要がある