ウィリアムズ・ソノマが決算受け下落 通期の売上高見通しを下方修正＝米国株個別

（NY時間14:25）（日本時間03:25）
ウィリアムズ・ソノマ＜WSM＞　131.36（-12.49　-8.68%）

　キッチン・インテリア用品のウィリアムズ・ソノマ＜WSM＞が下落。取引開始前に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、売上高も予想を下回った。１株利益は予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを下方修正した。特に高額な家具に対する需要低迷が影響した。

　アナリストは「年間売上高１００億ドル達成への道のりは長引くだろう」と述べた。また「通期の売上高見通しは予想よりも悪化する可能性が高い」との指摘も聞かれた。

（５－７月・第２四半期）
・既存店売上高：3.3％減（予想：2.5％減）
　　ポッタリーバーン：7.1％減（予想：5.0％減）
　　ウィリアムズ・ソノマ：0.8％減（予想：0.2％減）
　　ウェストエルム：4.8％減（予想：1.6％減）
・1株利益（調整後）：1.74ドル（予想：1.61ドル）
・売上高：17.9億ドル　4％減（予想：18.1億ドル）
・粗利益率：46.2％
・営業利益率（調整後）：16.2％（予想：15.2％）

（通期見通し）
・売上高：1.5～4.0％減（従来：3％減～3％増）
・営業利益率（調整後）：17.4～17.8％（従来：17.0～17.4％）

【企業概要】
　キッチン・インテリア用品を複数の自社ブランド名で販売。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、店舗・カタログ通販やオンライン販売とマルチチャンネルで販売を行う小売業者。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美