ブロック豪中銀総裁 利下げを考えるのは時期尚早、インフレ依然として高すぎるとタカ派姿勢堅持
ブロック豪中銀総裁 利下げを考えるのは時期尚早、インフレ依然として高すぎるとタカ派姿勢堅持
豪中銀のブロック総裁は下院経済常任委員会に出席し議会証言を行った。
ブロック総裁は、インフレに関して進展はあったものの非常に遅い。インフレは2022年末に7.8%にまで急上昇したのち、昨年末には4.1%まで低下した。ただ、それ以降は小幅に低下し、24年第2四半期には3.8%にとどまっている。基調インフレも24年6月時点で3.9%もあり依然として高水準、これは高すぎる。
現在の我々の予想では今年末の基調インフレは依然として3.5%前後にとどまると見ている。食料品や耐久財価格、建設コストは大幅に緩和したが、新築住宅価格は依然として年間5%も上昇している。サービスインフレも5%前後と高止まりしている。
結論として、インフレはピークから大幅に低下しているものの、依然として中銀目標範囲2-3%をはるかに上回っている。中銀はインフレ上振れリスクを引き続き警戒しており、利下げを考えるのは時期尚早だ。
豪中銀のブロック総裁は下院経済常任委員会に出席し議会証言を行った。
ブロック総裁は、インフレに関して進展はあったものの非常に遅い。インフレは2022年末に7.8%にまで急上昇したのち、昨年末には4.1%まで低下した。ただ、それ以降は小幅に低下し、24年第2四半期には3.8%にとどまっている。基調インフレも24年6月時点で3.9%もあり依然として高水準、これは高すぎる。
現在の我々の予想では今年末の基調インフレは依然として3.5%前後にとどまると見ている。食料品や耐久財価格、建設コストは大幅に緩和したが、新築住宅価格は依然として年間5%も上昇している。サービスインフレも5%前後と高止まりしている。
結論として、インフレはピークから大幅に低下しているものの、依然として中銀目標範囲2-3%をはるかに上回っている。中銀はインフレ上振れリスクを引き続き警戒しており、利下げを考えるのは時期尚早だ。
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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