米外為市場サマリー:米株安が影響し146円60銭台に伸び悩む
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日銀の内田真一副総裁が講演で「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べたことをきっかけに、東京市場でドル買い・円売りが優勢となった流れが海外市場でも続いた。ニューヨーク市場のドル円相場は東京市場でつけた147円90銭を上抜けることはできなかったが、米景気の先行きに対する過度な懸念が落ち着きつつあることからドルは堅調に推移。この日に実施された米10年債入札が低調な結果となり、米長期金利が上昇したこともドルの支えとなった。ただ、米長期金利の上昇を受けて米株式相場が下げに転じると、リスク回避的なドル売り・円買いが流入し、146円60銭台に伸び悩んだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0922ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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