◆ さらに“急落”… - “146円台”、週明け後には“145円割れ”も…
さらに追い打ち・・・。
注目の米雇用統計は弱く、米景況悪化への懸念はさらに強まりました。
このため米10年債利回りは“23年12月下旬以来最低(→3.78%)”を記録すると共に、NYダウは“7月10日以来水準(前日比600ドル超安)”へと下落しました。
こうして“リスク回避姿勢”が増幅する中、金利/リスクの両面から“円買い(戻し)”圧力も強まっており、ドル円は“3/8安値(146.480円)”とほぼ面合わせとなる水準へと急落し、そのまま先週末の取引を終えています。
◆ 下回るとさらなる“ストップロス”を覚悟せざるを得ないが…?
米株安の影響もあって、週明けの本日は日経平均が“さらに急落(一時2500円超安)”を見せる中、ドル円は“145円割れ(本稿執筆時安値は144.767円)”へとさらに急落しています。
ここまでくると「往きつくところまで…」との思惑も台頭しかねませんが、“ストップロス絡み”はいつ反転しないとも限らない…?
テクニカル的には“100週移動平均線”とほぼ重なる“23/1/16~24/7/2の50%押し(144.589円)”まですでに下落していますので、「すでにいい水準に到達した」ともいえそうです。
ただ仮に下回るようなことがあると、“週足・一目均衡表先行スパン下限”とほぼ重なる“1/2安値(140.790円)”を窺いかねない…?
基本的には“下げ渋り→一旦の自律反発”を想定していますが、まだ警戒度を緩めるわけにはいかなさそうです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
150.808(7/30~8/2の50%戻し、-1σ)
150.378(日足・一目均衡表転換線)
150.071(7/3~8/2の23.6%戻し)
150.000(大台)
149.768(7/30~8/2の38.2%戻し)
149.776(8/2高値)
149.446(8/1高値後の76.4%戻し)
149.339(7/16~8/2の23.6%戻し)
149.000(大台)
148.754(ピボット1stレジスタンス)
上値5:148.552(8/1高値後の61.8%戻し、7/30~8/2の23.6%戻し)
上値4:148.000(大台)
上値3:147.829(8/1高値後の50%戻し)
上値2:147.106(8/1高値後の38.2%戻し)
上値1:147.000(大台)
前営業日終値:146.555
下値1:146.401(8/2安値)
下値2:146.247(2/2安値、-2σ)
下値3:146.000(大台)
下値4:145.897(2/1安値、20月移動平均線)
下値5:145.584(1/16安値)
145.820(週足・一目均衡表先行スパン上限)
145.379(ピボット1stサポート)
145.000(大台)
144.800(1/15安値)
144.589(23/1/16~24/7/2の50%押し、100週移動平均線、月足・一目均衡表基準線)
144.352(1/12安値)
144.202(ピボット2ndサポート)
144.000(大台)
144.298(1/10安値)
144.000(大台)
143.658(1/8安値)
143.422(1/9安値)
143.000(大台)
142.844(1/4安値)
142.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
141.854(1/3安値)
141.000(大台)
140.790(1/2安値、週足・一目均衡表先行スパン下限)
《11:25》
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