英中銀は25bpの利下げを発表、ポンドは発表前から売られる ドル円は150円台を回復=ロンドン為替概況

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最新投稿日時:2024/08/01 21:10 - 「英中銀は25bpの利下げを発表、ポンドは発表前から売られる ドル円は150円台を回復=ロンドン為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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英中銀は25bpの利下げを発表、ポンドは発表前から売られる ドル円は150円台を回復=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/01 21:10
英中銀は25bpの利下げを発表、ポンドは発表前から売られる ドル円は150円台を回復=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ポンドが売られている。英中銀の政策金利発表を控えて、ポンドはロンドン朝方から売りが強まった。1.28台半ばから1.27台半ばへと下落。日本時間午後8時の発表では大方の予想通り政策金利を25bp引き下げて5.00%とした。票割れは5対4の僅差だった。4名の委員は据え置きを主張していた。ベイリー英中銀総裁は、利下げの決定は微妙なバランスだった、国にのインフレ圧力は依然強い、などと述べている。発表後のポンド相場は小幅の下げにとどまっている。ユーロドルはポンドドルの下落局面で連れ安となり、1.08台前半から1.07台後半へと下げている。ドル円は東京市場で激しく上下動したあと、ロンドン市場では150円台割れから149.40台まで一時下落も、その後は150円台後半へと高値を伸ばしている。全般的にはドル買いが優勢で、前日の米FOMCおよびパウエル議長会見後のドル売りに調整が入る形となっている。クロス円はロンドン市場で下に往って来い。ユーロ円は161円台から162円台半ば、ポンド円は191円付近から192円台での振幅となっている。

 ドル円は150円台半ばでの取引。東京市場で150円台前半から148.50付近で激しく振幅したあと、ロンドン市場ではやや値動きが落ち着いた。序盤に149.50割れとなったあとは買いが優勢となり、高値を150.60付近へと伸ばしている。

 ユーロドルは1.07台後半での取引。東京午後に1.0835近辺の高値をつけたあとは、売りに押されている。ロンドン序盤にはポンドドルの下落とともに安値を1.0778近辺に更新した。その後は下げ一服も安値圏で推移している。ユーロ円は東京早朝の162.71近辺を高値に、東京午前の160.89近辺を安値とするレンジ。ロンドン時間にもレンジ内で推移しているが、足元では162円台前半と買いが優勢。対ポンドではユーロ買いが優勢になっている。7月ユーロ圏製造業PMI確報値は小幅に上方改定されたが、45.8と引き続き景気判断分岐点50を下回っている。

 ポンドドルは1.27台後半での取引。1.2850-60レベルでの揉み合いをロンドン朝方には下放れている。英中銀発表を前にして売りが先行、安値を1.2755近辺に広げた。英中銀は大方の予想通り25bpの利下げを発表した。ただ、票割れが5対4と僅差であり、ベイリー英中銀総裁も微妙なバランスで判断したとしており、発表後のポンド売り反応は限定的だった。ポンド円は東京早朝の193.25近辺を高値に、東京午前の190.97近辺を安値とするレンジ。ロンドン序盤にかけては売りが先行したが、その後は買い戻されている。ユーロポンドは0.84台前半から半ばへと上昇、ポンド売りが優勢になっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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