スクリンは強弱観対立、今期業績予想上方修正と配当増額も戻り売り圧力意識
SCREENホールディングス<7735.T>は強弱観対立、寄り付きは3日ぶりに切り返す展開をみせたが、その後は戻り売りを浴びマイナス圏に沈むなど不安定な値動き。前週末26日取引終了後、同社は25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の1000億円から1050億円に増額した。今期は期初段階から営業最高益更新予想にあったが、その想定を更に上回る見通しとなっている。また、好業績を背景に株主還元も強化し、年間配当は従来計画の224円から233円に9円上乗せした。ここ半導体セクターは主力どころを中心に下値模索の展開が続いていたことで、同社株もその流れに巻き込まれている。足もとで業績好調が確認され、株主配当の増額も開示されたことはポジティブ材料だが、戻り売り圧力の強さが浮き彫りとなった。
出所:MINKABU PRESS
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