サインド:理美容店舗向けクラウド型予約管理システムを展開

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最新投稿日時:2024/07/22 14:15 - 「サインド:理美容店舗向けクラウド型予約管理システムを展開」(フィスコ)

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サインド:理美容店舗向けクラウド型予約管理システムを展開

配信元:フィスコ
投稿:2024/07/22 14:15
*14:15JST サインド:理美容店舗向けクラウド型予約管理システムを展開 「BeautyMerit」は、集客・予約・施術・会計・アフターフォローに至るまで、最適な顧客体験(CX)の構築や働き方改革(DX)を支援するサービス。クラウドを通じてサービスを提供しているため、インターネット経由でどこからでもアクセスでき、ITリテラシーに関わらず利用可能なサービスを目指している。マルチデバイスにも対応しているほか、複数の集客サイトの予約管理を自動化する一元管理を「ヘアサロン」など多様な業種に対してサブスクリプション(月額課金)モデルでサービスを提供している。

同社は競合となっていた予約一元管理システム「かんざし」を提供するパシフィックポーター株式会社を2023年に子会社化した。両社のグループ化により、理美容業界最大の予約一元管理サービスとなり、競合はほとんど存在しない状態となっている。2024年3月期末時点で17,530店舗(前期比16.3%増)に導入され、BeautyMeritのARPU(1有料課金店舗当たりの平均月額単価)は15,777円、かんざしのARPUは4,212円、カスタマーチャーンレート(直近12カ月平均解約率)は0.67%となっている。

24年3月期の売上高は前期比49.8%増の1,952百万円、EBITDAは同30.2%増の479百万円で着地した。グループ全体で契約獲得件数が堅調に推移しており、パシフィックポーター社が通期での営業黒字化を達成した。25年3月期の売上高は前期比15.0%増の2,244百万円、EBITDAは同12.5%増の540百万円と増収増益見通し。組織体制及びパートナーネットワークの強化等による効率的なリード獲得体制の整備によって、2025年3月期は契約店舗数20,000店舗を計画している。

同社は中期目標として2025年3月期から2027年3月期の連結売上高でCAGR15%以上、毎期のEBITDAマージン20%〜30%と売上高と利益の両面で拡大を目指している。M&A及び新規事業は含まないオーガニックグロースの目標数値となっており、契約店舗数の拡大と契約店舗あたりの売上拡大で成長を図るようだ。理美容室業界は、業界全体の8割が小規模事業者となっており、集客サイト参画店舗における同社サービスの導入率は13.0%、理美容サービス市場における同社サービスの導入率は3.2%と、まだまだ店舗数拡大の余地は残っている。また、米国の機関投資家 Sun Mountain Fund LPが同社株式を保有しており、同社のビジネスモデルは機関投資家にも評価されている。店舗数の拡大とともに同社の全体業績も2桁成長が続いていきそうで、今後の動向に注目しておきたい。


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配信元: フィスコ

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