野村マスター、今期経常を32％上方修正・2期ぶり最高益、分配金も89円増額

　野村不動産マスターファンド投資法人 <3462> [東証Ｒ] が7月9日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。24年8月期の経常利益を従来予想の132億円→175億円(前期は129億円)に32.4％上方修正し、増益率が2.4％増→35.6％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　業績好調に伴い、分配金を従来計画の3302円→3391円(前期は3414円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　本日付「国内不動産信託受益権の取得及び国内不動産信託受益権の譲渡に関するお知らせ」にて公表した資産の譲渡に伴い、売却益4,682百万円が発生する見込みです。このため、2024年4月17日付「2024年2月期 決算短信（ＲＥＩＴ）」にて公表しました本投資法人の2024年8月期（第18期 2024年3月1日～2024年8月31日）の運用状況及び分配金の予想の前提に変更が生じたことから、運用状況の予想の修正を行うものです。今回の予想数値は、本日付「自己投資口の取得及び消却に関する事項の決定に関するお知らせ」にて公表した自己投資口の取得及び消却による発行済投資口数への影響は、本日時点では未定であるため考慮していません。なお、2024 年 4 月 17 日付「2024 年 2 月期 決算短信（ＲＥＩＴ）」にて公表しました 2025 年 2 月期（第 19期 2024 年 9 月 1 日～2025 年 2 月 28 日）の運用状況及び予想分配金については、影響が軽微であるため現時点において修正はありません。