光通信銘柄
光通信と共同保有者は6月1日までに9.61%まで同社株の保有比率を高めている。
しばらくの間、大きな動きのなかった同社株価は6月18日に大陽線を付けそこから出来高が増加、大口投資家の参入も噂されており株価はここからさらに動き出すことも予想される。
同社は今日の社会に必須の産業である情報セキュリティの関連銘柄であり、情報セキュリティ機器とOA関連商品販売事業を中心に展開する企業であるが、同社の顧客対象は従業員9人以下の企業であり、これは中小企業の9割に相当すると言われている。
DXの流れもIT人材が不足する中小・零細企業に浸透し始めていることから顧客基盤のさらなる拡大余地は大きく、またストック型ビジネスの強化に注力していることから必然的に売り上げの増加も見込めるだろう。
同社は新中期経営計画の中で配当性向30%を目安としているが、中でも特徴的なのは「前年の1株当たりの年間配当金を下限とし、連続増配を行う」という下限配当を設定したところであり、今後の利益成長への自信の表れとしても評価できる。
自己株式の取得についても「財務規律の下で機動的に実施」する方針としており、より前向きな姿勢を示しており、大幅な株主還元の強化を行う同社には今後より一層投資家からの視線も集まってくることだろう。
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