米外為市場サマリー:約2カ月ぶりとなる158円90銭台まで上伸
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この日にスイス国立銀行(中央銀行)が2会合連続の利下げを決めたことをきっかけに、スイスフラン売り・ドル買いが進むとともに、ユーロや円に対してもドル買いが優勢となった。同日に発表された5月の米住宅着工件数や前週分の米新規失業保険申請件数などが弱い内容だったことを受けてドルが売られる場面もあったが、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が「物価上昇率が米連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標である2%に落ち着くまで1~2年かかる可能性がある」と発言したことなどを背景に米長期金利が上昇したことがドル買いを後押し。米財務省が外国為替政策報告書で、為替操作をしていないか注視する「監視リスト」に日本を加えたことも円売りにつながり、ドル円相場は一時158円94銭と4月下旬以来およそ2カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0702ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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