午前:債券サマリー 先物は小幅続落、長期金利は0.940%に低下
19日午前の債券市場で、先物9月限は小幅に続落した。財務省による利付国債の入札や日銀による定例の国債買い入れオペといった需給イベントがない1日となり、手掛かり材料の乏しさが意識され、方向感は乏しかった。前日の米国市場で景気の先行き懸念から長期債価格が上昇(金利は低下)したことは、円債相場の下支え要因となった。
米国の5月の小売売上高は前月比でプラス0.1%にとどまり、4月の数値は下方修正された。米財務省が実施した20年債入札が堅調な結果となったことも、米債相場を支援した。東京市場では4月の日銀金融政策決定会合の議事要旨が公表されたが、円債相場の反応は総じて限定的なものとなった。
先物9月限は前営業日比4銭安の143円91銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い0.940%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米国の5月の小売売上高は前月比でプラス0.1%にとどまり、4月の数値は下方修正された。米財務省が実施した20年債入札が堅調な結果となったことも、米債相場を支援した。東京市場では4月の日銀金融政策決定会合の議事要旨が公表されたが、円債相場の反応は総じて限定的なものとなった。
先物9月限は前営業日比4銭安の143円91銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い0.940%で推移している。
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