【中銀チェック】英、豪など中銀会合並ぶ

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最新投稿日時:2024/06/16 15:10 - 「【中銀チェック】英、豪など中銀会合並ぶ」(みんかぶ(FX/為替))

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【中銀チェック】英、豪など中銀会合並ぶ

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/16 15:10
 なお、今週も複数の中銀会合が予定されています。
18日にオーストラリア、ハンガリー、19日にブラジル、20日に中国、スイス、ノルウェー、英国などが主なところ。
注目は18日のオーストラリア準備銀行(RBA:中央銀行)金融政策会合と、20日のイングランド銀行(BOE)金融政策会合(MPC)。
共に政策金利は据え置きが見込まれています。

 RBAは5会合連続の据え置きとなる見込みです。
4月24日に発表された豪州の第1四半期消費者物価指数(CPI)が市場予想ほどの鈍化を見せなかったこともあり、前回の会合では声明などで物価への警戒が強く示されるのではとの見方が広がっていました。しかし、従来の姿勢を維持し、中立姿勢を保つものとなったことで、市場の今後の追加利上げ期待が後退。市場では当面の金利据え置きを見込む動きが広がっています。ただ、5月29日に発表された4月の月次消費者物価指数が、市場予想に反して3月よりも高水準となったことで、市場は物価への警戒感をやや強めています。そのため声明などの表現に注目。追加利上げへの期待が再び高まるようだと、豪ドル買いの動きが見込まれます。

 英中銀はもともと今回のMPCでの利下げ開始を見込む動きが広がっていました。しかし5月22日に発表された4月の英消費者物価指数(CPI)が予想ほどの鈍化を見せなかったことで、今回は据え置き見通しでほぼ一致するところまで見通しが変化しました。8月1日での利下げがあるかどうかは味方の分かれるところ。短期金利市場動向をみると据え置きと利下げがほぼ拮抗しています。

 今回の会合はスーパーサーズデーではなく、四半期報告や議長会見がありません。注目は声明や議事要旨及び投票の内訳です。前回はそれまでも利下げを主張してきたディングラ委員に加え、ラムズデン副総裁が利下げに投票して、7対2での据え置きとなりました。今回の会合でさらに利下げ派が増えると、8月1日の利下げ実施の可能性が高まってきます。この場合はポンド売りとなりそうです。

MINKABUPRESS 山岡

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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