科研薬が続伸、旧村上ファンド系投資会社の大株主浮上で思惑高まる
科研製薬<4521.T>が続伸、今週明け3日につけた3874円の年初来高値をクリアし新値街道に復帰した。整形外科領域を主力とする中堅製薬メーカーで配当利回りが3.9%前後と高い。旧村上ファンド系投資会社であるシティインデックスイレブンスが5日付で提出した大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンスと共同保有者の同社株の保有比率が5.03%と新たに5%を超えたことが判明、これが株価の刺激材料となっている。保有目的は「純投資・重要提案行為を行うため」としており、“物言う株主”の大株主浮上で、株式価値向上に向けた動きを先取りする買いを誘導している。
出所:MINKABU PRESS
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