ドル円は154円台まで下げ幅を拡大=NY為替序盤
きょうのNY為替市場でドル円は売りが続いており、154円台まで下げ幅を拡大している。東京時間には日銀が来週の決定会合で国債購入額の減額を検討するのではとの報道があり、円の買い戻しが強まっていた。ドル円は売りの反応を見せていたが、海外市場に入ってもその流れが続いている格好。
市場全体はドル買いが優勢となっているが、それ以上に円買いが強まっている格好。ユーロ円やポンド円といったクロス円も下落している。
今週から6月相場に入っているが、市場の意識がFRBの利下げ期待から景気の先行きに変更している面も感じられる。前日発表のISM指数が米景気の先行きへの不安を高める内容となっていたが、市場はそれにネガティブな反応も見られていた。
ドル円については、呼応している米国債利回りの下げに直接反応している可能性が高いものの、リスク回避の雰囲気から、これまでの円ショートを見直す動きも出ているのかもしれない。
エコノミストは今週金曜日の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が3ヵ月連続で増加幅が縮小すると予想している向きもおり、米雇用統計は米経済と金利の見通しに関する手がかりを探る上で極めて重要なものとなっている。
本日は日本時間23時に4月の米求人件数が発表される。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来が155円に観測されている。
4日(火)
155.00(5.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
市場全体はドル買いが優勢となっているが、それ以上に円買いが強まっている格好。ユーロ円やポンド円といったクロス円も下落している。
今週から6月相場に入っているが、市場の意識がFRBの利下げ期待から景気の先行きに変更している面も感じられる。前日発表のISM指数が米景気の先行きへの不安を高める内容となっていたが、市場はそれにネガティブな反応も見られていた。
ドル円については、呼応している米国債利回りの下げに直接反応している可能性が高いものの、リスク回避の雰囲気から、これまでの円ショートを見直す動きも出ているのかもしれない。
エコノミストは今週金曜日の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が3ヵ月連続で増加幅が縮小すると予想している向きもおり、米雇用統計は米経済と金利の見通しに関する手がかりを探る上で極めて重要なものとなっている。
本日は日本時間23時に4月の米求人件数が発表される。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来が155円に観測されている。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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