メディアス、今期経常を21％上方修正、配当も7円増額

　メディアスホールディングス <3154> [東証Ｐ] が6月3日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年6月期の連結経常利益を従来予想の16億円→19.3億円(前期は24.2億円)に20.6％上方修正し、減益率が34.0％減→20.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7億円→10.3億円(前年同期は10.8億円)に47.1％増額し、減益率が35.2％減→4.6％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の14円→21円(前期は22円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　医療機器販売事業において、手術等の症例数が当初の想定以上に回復し消耗品の販売が堅調に進んだことで、売上高及び営業利益、経常利益について期初予想を上回る見込みとなりました。　加えて、当第４四半期に連結子会社が所有する投資有価証券を売却し特別利益を計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益についても期初予想を上回る見込みとなりました。　以上より、期初に公表した予想を上回る見通しとなりましたので修正を行うものです。

　　当社は、株主の皆様に対する利益配当につきましては、中・長期にわたる安定的な成長を維持するために必要な内部留保を確保しつつ、その成長に応じた成果の配分を実施することを基本方針とし、配当水準として連結での配当性向30％以上を基準としております。　2024年６月期の配当予想につきましては、上記の方針及び業績予想の修正等の状況を勘案し、期末配当を前回予想から７円増配し、１株当たり21円へ修正させていただきます。※上記に記載した予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績及び配当は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。